
電報は、イベントや冠婚葬祭に不参加というときに送ります。
不慣れな人だと、ルールもわからず失礼になってしまうことがあるため、気を付けましょう。
ここでは、祝電のマナーについて解説します。
忌み言葉
祝電にはさまざまなマナーがありますが、まず気を付けなければいけないのは、忌み言葉でしょう。
忌み言葉とは、結婚式という場に相応しくない、縁起の悪い言葉を指します。
結婚式は、今後の二人を祝福する場であるため、「壊れる」や「別れ」、「切れる」や「死」などの言葉は相応しくありません。
二人の結婚生活が壊れる、別れる、縁が切れる、死別するなどを連想してしまうためです。
また、「ますますの幸せを……」「二人の間にはいろいろありましたが……」といった文章における「ますます」や「いろいろ」など、重ねた表現も忌み言葉です。
重ねるということは、結婚式を重ねる、つまり再婚を意味するといわれるため、避けなければいけません。
電報にメッセージを書く際には、忌み言葉を調べて書くのが無難です。